人間の思考パターンは、大体決まっています。なので、ある程度そのパターンを解析すると、服装や歩き方を見るだけで該当人物の大まかな性格が分かったり、メンタリズムみたいな事も出来るようになります。
でも、パターン通りの反応しかしない人って、つまらないんですよ。悪い意味で人間臭いというか、無個性というか、量産的というか、金太郎飴というか。そのクセ、無駄に自己評価が高くて、自己中で、嗜虐的な性格だったりするんです。
若い頃は「会社の底辺部署で燻っている連中は、こんなもんか」と思っていたのですが、次第に課長や部長、果ては局長クラスでも大して変わらないのが分かってきて、心底ゾッとしたものです。因みに、ウチの亡父も瑞宝章持ちの俗物でした。
発達障害を抱えている人の中には、病的に共感性が高くて、過剰なほど優しい人が居ます。いわゆるHSPって奴ですが、この気質の持ち主がパターン通りの反応しか示さないロボット達と上手くやっていける訳がありません。
発達の人も大概ですが、その中にキラリと光る個性を持つ人が居ます。人間嫌いの私が辛うじて関心を持てるのは、この手の人だけです。では何故、発達の人が明確な個性を持つに至るのかというと、それは偏に社会との関りが薄いからです。
政治、司法、教育などの手段によって、社会全体が数の暴力で人間を型に嵌めているので、むしろ仲間外れにされた人の方が個性を育て易いんですね。尤も、社会から見れば、規格外の使えない部品ですけど・・・。
同じ理由で、LGBTQの人の中にも際立った個性の持ち主が居ますし、余りにも知能が高過ぎて社会不適応になる天才も居ます。そういうワケアリな人達が社会にイノベーションを起こす様子は、見ていて実に痛快です。
水木しげるは「(奇人変人は)我が道を狂信的なまでに追求している人が多い。つまり、誰が何と言おうと、強い気持ちで、我がままに自分の楽しみを追い求めているのです。だから幸せなのです。さあ、あなたも奇人変人になりなさい」と言いました。
奇人変人は社会の枠には収まらないので、自由に生きるだけの実力が必要です。実力が無ければ捕食される運命ですが、それでもロボットとして生き永らえるより、ずっと面白い人生になります。
社会で生きるなら孤立は避けるべきですが、自己を生きるなら独りの方が都合が良いのも、また事実。問題はお金ですが、今の時代、稼ぐ方法も一つではありません。「何で私は普通じゃないんだ~」と嘆く暇があるなら、お金を稼いで自由を買いましょう。